【ORAS】S15構築:物理役割集中+カバルドン【最高/最終2010】
PT作成の経緯
メガシンカを入れて基本選出の完成としたいところに、後続に置く積みアタッカーとしての役割と、初手に出し、受けに来る物理受けを無理やり突破し、後続を通しやすくする役割の両方を期待できる、グロウパンチといわなだれを持ったガルーラを採用しました。
個別解説
181(4)-159(236)-101(4)-*-102(12)-142(252):メガ進化前
181-192-121-*-122-152:メガ進化後実数値
おんがえし、いわなだれ、ふいうち、グロウパンチ
S:準速
HBD:ダウンロード対策に、努力値に無駄が出ないように配分
A:残り
いわなだれは、後出ししてくる物理受けを、怯ませればラッキー、怯まなくても、おんがえし1発目圏内まで、ゴツゴツメットを発動させずに持っていける点が良かったです。
215(252)-132-163(84)-*-114(172)-67
じしん、あくび、ほえる、ステルスロック
H:全振り
D:珠ボルトロスのめざめるパワー氷を2耐え
B:余り
想定していた基本選出のガルカバガルドでのバシャーモへの対抗策や、ガルーラがクチートに有効打を持っていないことから、攻撃技はじしんを採用しました。浮いているポケモンに打点がありませんが、回復技のないこのカバルドンは、序〜中盤で切るように使うので、ラス1対面で詰む、といったことはなかったです。
ギルガルド@いのちのたま いじっぱり バトルスイッチ
159(188)-110(236)-171(4)-*-172(12)-89(68):シールドフォルム
159-220-71-*-72-89:ブレードフォルム実数値
H:10n-1
A:11n
BD:B‹D(ダウンロード対策)
S:余り
ゴースト+かくとうの、両方を半減できるポケモンが存在しない優秀な範囲を、つるぎのまい+いのちのたまの高火力で押し付けるエース。のはずだったのですが、キングシールドを持っていない都合上、ゲンガー+ガルーラという、最もメジャーな組み合わせがきついのが辛かったポケモン。
179(204)-146(252)-91-*-89-153(52)
H:10n-1(珠個体の流用のため)
A:特化
S:余り
炎打点がほしいという理由での採用でしたが、つるぎのまいの制圧力が凄まじく、対策として出てくるボルトロスも、A+2ブレイブバードによってHSベースは、ステルスロックと砂ダメージ込みで確定で沈み、HBベースは上からフレアドライブで沈みます。
つるぎのまいを打つターンに後出してくるボルトロスに対して、事前に砂がまかれていれば、砂のダメージを受ける順番で素早さ、およびどんな型かをおおよそ判定できる点で、カバルドンとの強いシナジーを感じました。
環境にあまり岩タイプ(というかバンギラス)がいなかったことで非常に動きやすかったです。
145(76)-*-125(156)-103(44)-96(4)-181(228)
H:16n+1
S:最速化身ボルトロス+2
C:H振りメガヘラクロスが高乱数2(ステロ込で確定)
B:身代わりが特化メガヘラクロスのミサイルばり1発を最高乱数以外耐える
D:余り
カバルドンが出せない時の起点作成と、サイクル戦を行いたい時に選出することを想定して採用。
見せ合いの段階で相手の選出を絞る役割もあり、こだわりアイテムを持ったドラゴン、レパルガッサ、オニゴーリ等を選出段階で抑制する役目も、しっかり果たしてくれました。
配分に関して、随分と昔に育てた個体であり、改めて調べたところ、今はあまり見なくなった珠CSボルトロスを強く意識した配分だとわかったので、再考の余地は大いにあります。
スイクン@カゴのみ ずぶとい プレッシャー
207(252)-*-174(192)-114(28)-136(4)-109(28)
ねっとう、れいとうビーム、めいそう、ねむる
H:全振り
B:余り
配分は立ち回り甘めさんから
ここまでで少し重いクレセドランへの対策として、また、カバルドンやエルフーンとサイクルを回すことができるよう、補完として採用したポケモン。Cに少し振ることで、ボルトロス入りにも出せるチャンスがあります。
自らがめいそうでアタッカーになるだけでなく、複数回ねっとうを打てればやけどで物理アタッカーを機能停止にでき、後続の積みアタッカーの補助も出来る点が、この構築と噛み合ったと感じています。
選出パターン
多かったものを記載
初手で起点をつくり、積みサイクルのように動く。
苦手なポケモン、組み合わせ
・リザードンY+物理受け
一番きつくこの構築の欠陥が出る相手。
先制技を中心とした、元々の素早さが遅いPTに対しリザードンYは脅威。初手に出てこられては誰も受けられない。
この辺りをカバーできるよう、選出率のあまり高くなかったエルフーン、スイクンの構成をいじったり、任せていた役割を放棄しすぎること無く、他のポケモンと入れ替えられればもっと強いPTができたと考えています。
参考BV
Y9FW-WWWW-WW44-3ZT3
基本選出をし、この構築の理想を大体実現できたバトル
実績
TN:なみのり
最高&最終レート2010、最終順位406位
おわりに
ここまで見ていただきありがとうございました。
各々はよくいるポケモンで固めましたが、しっかり自分で考えて組みあわせたパーティで自己最高レートを更新できたことが嬉しかったです。
勢いに任せて初めての構築記事を書いたため、至らない点もあると思います。このPTに対する質問から、文章の書き方に関してまで、この記事についてのお問い合わせはコメント欄か私のtwitterまでよろしくお願いします。
5/22追記:最終順位の繰り上がりが判明したため、順位の修正と画像の差し替え。
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