【ORAS】S17シングル構築:ユキノオーグッドスタッフ【最高/最終2046】
あいさつ
なみのりと申します。
第6世代ラストシーズン、お疲れ様でした。今期はシングルばかりを遊んで、最終レートは2046でした。
以前の記事で、2000以上の戦いを体験したい、という目標を立てていましたが、案の定というか、2000を往復する結果になり、上に振り切れたかな、と思って切り上げました。一応2000以上では何戦もできましたし、目標は達成したということで。
コンセプト
S16のPTの見直し、をテーマにしました。S16のPTから3匹を引き続き使っています。
game-naminorialien.hatenablog.com
メガシンカor鉢巻ガブリアスで1:1以上を取って、バトンタッチ持ちのアタッカーバシャーモで対面操作をし、相手に対し有利な「タイプ」で戦う、というのがメインの動きになります。耐久の「数値」で戦う相手に対してはスイクンが刺さります。
詳しい構築の思考回路は後述。
個別解説
前回と同じものは簡潔に。
165-144(252)-95-158(252)-94-81(4)
S16からの引き継ぎ組。
ガブリアスやバシャーモとの、「攻撃タイプの相性」がとてもいいポケモン。
相手の構築にステルスロック持ちか、ガルーラがいなければほぼ間違いなく出していけます。ガルーラ入りにもそこそこ出します。
ガブリアス@こだわりハチマキ いじっぱり さめはだ
191(60)-199(244)-116(4)-x-130(196)-123(4)
げきりん、じしん、ダブルチョップ、ほのおのキバ
耐久ポケモンには上から2回殴って倒す。高速ポケモンには一発耐えて1撃で倒すADガブ。かそくバトンからの降臨は強い勝ち筋の一つです。
キノガッサ意識の最速70族抜きまですばやさを上げるかは悩みましたが、大体のキノガッサには勝っていたので、これでいいと思います。
S無振りによって勝てなくなる相手の1匹、マンムーが減ったことが活躍できた要因だったと感じています。
143(140)-150(252)-105-x-75-85(116):メガシンカ前
143-172-145-x-115-85:メガシンカ後実数値
はたきおとす、ふいうち、じゃれつく、ほのおのキバ
クチートがいることで相手のこだわりドラゴンの動きを制限することができます。
バシャーモがほのおわざを切っているので、ほのおのキバを採用しました。死に出しでハッサムやナットレイに出すときは、迷っているフリをして時間をかけて出します。
相手のクチート、マリルリ辺りに大体先制を取れるくらいのすばやさが欲しく、せっかくならと、+2でガブリアス抜きまで上げました。
ゲンガー@ゲンガナイト ひかえめ ふゆう→かげふみ
167(252)-x-80-165-105(76)-153(180):メガシンカ前
167-x-100-209-125-173:メガシンカ後実数値
S16からの引き継ぎ組。
ゲンガーに強いゲンガーもずいぶんと有名になりましたが、やっぱりゲンガー対面ではまず負けなかったです。
この構成では、ガルーラには高い確率で相打ちが取れますが、勝てないので、ラス1対面にならないよう意識していました。
バシャーモ@ラムのみ ようき かそく
155-172(252)-90-x-91(4)-145(252)
とびひざげり、はたきおとす、バトンタッチ、まもる
S16からの引き継ぎ組。
アタッカーとしては、かくとう+あくでほぼ完成しているポケモン。とびひざげりは前シーズンよりは外していました。
バトンタッチは、苦手なポケモンから逃げつつ、後続のポケモンが、かそく、によって勝手に強くなる非常に有用な技です。
スイクン@カゴのみ ずぶとい プレッシャー
207(252)-x-174(192)-114(28)-136(4)-109(28)
ねっとう、ほえる、めいそう、ねむる
S15の個体のれいとうビームをほえるに変更したスイクン。ほえるはスイクンミラー、ウルガモスやニンフィアとの積み合いを制する技。
現環境のスイクンやヒードランのすばやさラインを把握しきれず、頻繁にすばやさが抜かれていた事は反省です。
当初は受けループへの対抗策として、たべのこし持ちの、まもみがスイクンだったのですが、クレセリアのでんじはを受けながら交代することが多かったので、ねむカゴ型に変更しました。受けループへの対抗手段は構築単位でなくなりました。
選出
後ろでケア可能なポケモン+出し負けした時に後投げ出来るポケモン+刺さってるポケモン
この形を意識すれば勝負にはなります。具体的な並びに対しては、
・対面構築
上記を基本に、相手のほのお枠によって微調整、というパターンが多かったです。
・クレセドラン系統
ゲンガー+スイクン+@1。
メガ枠とゲンガーで1:1以上を取り、スイクンで詰めていきます。
・バシャサンダー系統、マンダマンムー系統
両者ともにサイクル戦が得意なパーティです。ユキノオーで1:1交換ができる相手が多いので、サイクルを回せないように仕向けるようにしていました。
・ボルトゴーリ
ボルトロスのでんじはをラムで透かしつつバトンタッチ、ガブリアスでいばるを受けつつダブルチョップを打つことで対処していました。
・受けループ
構築単位で切りました。勝てません。一応、バシャーモ+スイクン+ガブリアスと選出し、ラッキーにガブリアスを合わせて物理受けを崩すか、バトンタッチした速いスイクンで積みまくって勝てることもありました。バナムドーと出されたら無理。
名前が挙がらなかったクチートは、相手の手持ちにフェアリータイプや、パルシェン、ナットレイ、ハッサムなどが入っていれば、@1の枠で選出します。ゲンガーがメガシンカしないと弱い型なので、同時選出することは無かったです。
苦手なポケモン
・メガフシギバナ
弱点をつけるポケモンがいません。ハチマキガブリアスで押し切ることになりますが、裏次第では厳しいです。エアームドとの組み合わせは突破不可能。
・ゴツメファイアロー
クチートを見て出てきやすいポケモンかつ、よくある形の困ったポケモン。上からおにびを打ってくる、バシャーモのかそくを許さない、と、中々厳し目の相手でした。
・ゴツメウルガモス
数は少ないけれども、対戦した時に構築段階で完全に詰んでいることに気付かされたポケモン。一応スイクンなら勝てるのだけどスイクンはアタッカーのウルガモスに強くないので難しい。
実績
TN:なみのり
最高/最終レート2046 最終順位252位
構築の経緯
新しいパーティを色々試したけれども勝てなかったので、今までで一番自信があったS16のパーティのブラッシュアップからスタートしました。
基本選出だったゲンガー+バシャーモ+ユキノオーの骨組みを残し、数値受け、主にクレセリアが絡む並びの対策にスイクンを採用。ここまでの4匹はすぐに決まりました。
残りのポケモンに求めたいことはまだ多く、でんじはの一貫を切る、ドラゴンの一貫を切る、ほのお技を自然に採用できる、浮いている、先制技を持つ、ゴツゴツメットを自然に持てる、などなど。
S16と同じようにボーマンダや、ほのおのパンチガルーラ、霊獣ボルトロス、霊獣ランドロスなどなどを試しました。求めるもの全てを詰め込むことは無理で、取捨選択の結果、ガブリアスとクチートに決めました。もちもの、わざは、ここまでできついとこへの対策にピッタリ収まるように考えて構成しました。
こうしてできあがったパーティはS16のパーティと比べると、単体性能の高いポケモンたちで固められた分、個々の役割が以前よりはぼんやりし、より慎重にプレイをしなくてはいけなくなりましたが、選出の柔軟性は上がったと感じています。
過去の構築のブラッシュアップし、最高レートを更新できたということで、私のORASラストシーズンにはふさわしいパーティが組めたと感じています。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
XY、シーズン3からレート初めて、ラスト3シーズンだけレート2000を達成することができました。第6世代のポケモンバトル、楽しかったです。
第7世代はダブルを中心にしたいとは思っています。結局第6世代でダブルもかじったのにシングルを遊んでた理由は、「シングルの方が勝てるから」。この考え方を逆転させていきたい、と宣言して、記事の締めとさせていただきます。
連絡先(twitter)→
@naminorialien
【ORAS】没になったパーティ
あいさつ
明日のS17終了後には、しっかりとした今季の構築記事を書くので、強いと思って組んだけど結果が出なかった構築を、雑に書き留める程度に残します。
ポケモン、技、性格、持ち物を書いて、努力値はがばっと。順番は採用順。
・その1
ボーマンダ@ナイト 陽気AS
すてみタックル、どくどく、みがわり、はねやすめ
マンムー@珠 陽気AS
じしん、つららおとし、こおりのつぶて、ばかぢから
ジャローダ@ゴツメ 臆病hcS
リーフストーム、へびにらみ、リフレクター、ちょうはつ
火ロトム@残飯 穏やかHD
ボルトチェンジ、めざ氷、おにび、どくどく
ローブシン@チョッキ 意地Had
ギルガルド@弱保 冷静HC
S14で使っていた、毒マンダを使いたくて作った構築。当時Sラインが遅そうだったボルトを咎める陽気珠つらら落としマンムー、補完にC振りジャローダを入れて基本選出とし、後はここまでで辛いポケモンに後投げできそうなポケモンを並べる。タイプ受けをこなしつつ、火ロトム以外は火力が高いので、サイクル戦を仕掛けられれば大体は高負荷で相手を押しきれる。
問題はボルトのSラインが上がってマンムーが気合球や草結びで負けることが増えたのが1つ。リフスト、つららおとし、どくどく、と、命中不安定技を軸に戦っているので、ムッとする負け方が多かったことが1つ。強かったのは間違いないので、レートより対戦数の少ないオフに出るなら、こんな発想で組んでみよう、とは思っています。
最高レートは1940くらい。
・その2
ガブリアス@スカーフ 陽気AS
ヤドラン@ナイト 図太いHbd
ねっとう、でんじは、てっぺき、なまける
ポリゴン2@輝石 生意気HD
ナットレイ@ゴツメ のんきHB
ファイアロー@ラム 慎重hDs
ブレイブバード、おにび、ちょうはつ、はねやすめ
オニゴーリ@残飯 臆病CS
S17序盤の構築。有利対面で、スカーフガブリアスでステロを撒き、残り2匹で受け回してガブリアスの一貫をとるPT。受け回しも一応可能。
メガ枠でサイクル回せそうで強そうなのがヤドランだったので、そこから組み始めたらこんな感じに。オニゴーリは、辛いクチート軸への強い牽制、受けルピンポイント。
受けループすら苦労している中、中途半端な受け思考で2匹で回すことは難しく、おまけに、サイクルをしない&接触をしない秘密ガルーラが多すぎて、解散しました。ORAS初期環境なら強かったのかな、と思ったPTでした。
最高レートは1880くらい。
おわりに
上記2つの構築は対サイクル戦特化のサイクルパ、だったのですが、対面構築全盛期の環境には刺さりが悪かったのでしょう。今でもポテンシャルはあるとは思っています。
結局、秘密ガルの増加により、ガル対策はゴツメよりも、ゴーストタイプや上から格闘で殴る方がいいと実感しました。その考えから組んだPTは、S17終了後に公開します。
【ORAS】サンムーンに向けたORASの目標
あいさつ
今季もシングルレート2000には到達しました。
PTの詳細はシーズン終了後に執筆するとして、改めて、新作サン&ムーンの発売日までの、ポケモンORASというゲームの目標について宣言しておきます。
目標
・レート2000以上の戦いを体験する!
S15から3シーズン連続で、2000には乗せているのですが、前2シーズンは2000に乗って切り上げたので、2000以上の強い人たちとの対戦の機会は少なかったです。
2100に乗せられるビジョンは見えていないのですが、ここからは、強い人とのバトルを「楽しむ」ことに焦点を置いて楽しもうと思います。
次のバトルで1900台転落、そっから2000に戻れない、なんてのもあり得る話なので、あくまで目標ということで。
2000台が増える最終盤に再開します。
・ポケモン721匹をコンプリートする!
「全国図鑑を完成させる」という意味ではありません。
721匹を全て1匹以上確保して、ポケバンクに順番にずらっと並べる!といった目標です。
最近はポケモンGOの流行があり、改めて、「ポケモンをコレクションする」という楽しみを感じていました。それを本編でやってみたい!と思いました。
おわりに
大した話ではありませんが、自分の目標を書いて、やってやろうという気を保つための記事でした。
なんやかんやで発売からずっと楽しませてもらったゲームです。バトル以外の要素もしっかり楽しみます。
ポケモンとは関係ありませんが、明日は別のゲームのプレイ日記を公開します。
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【ORAS】S16ダブル構築:スタンダード志向【最高/最終1815】
挨拶
こんにちは、TN:なみのり、と申します。
先にシングルの記事を上げましたが、今シーズンはダブルバトルを中心にポケモンを遊んでいました。
その遷移は以下の記事にまとめています。
game-naminorialien.hatenablog.com
その後、5つ目の構築にて、目標のレート1800を達成できたので、記事にします。
コンセプト/構築の経緯
構築の経緯の「事実」は以前の記事を読んでいただくとして、ダブル初心者の私の「考え方」の軸は、「とにかく強いポケモンを使ってダブルバトルの定石を理解すること」でした。
構築をいじるにあたって、前回の記事の2つ目の構築を使用していた時に思ったことは
・ガルーラ、霊獣ランドロスはすごく使いやすいので確定。
・ボルトロス、スイクンは対天候性能が高く、今回は確定とする。
ということで、残り2枠を探していました。
4つ目の構築で、ウルガモスが1舞すればすごく強く、2舞できればほぼ勝ちが確定するほどの強力なポケモンであることは感じていたのですが、いわなだれが飛び交うダブルでウルガモスを活かすプレイングは難しかったです。
そこで、いわなだれ対策として、ワイドガードを持ったギルガルドを相方とすることで、解決を図りました。
ウルガモスがまもるを持っていることで、3つ目の構築が抱えていた、霊獣ランドロスがじしんを打てない。という悩みもある程度ごまかすことができ、構築の試行錯誤の先にたどり着いたものとしては、いいものができたと感じています。
個別解説の前に、シングルからの流用個体が多く、ダブルを意識した努力値配分でないポケモンも多いので、努力値配分の解説は行いません。
個別解説
ガルーラ@ガルーラナイト ようき きもったま→おやこあい
181(4)-147(252)-100-x-100-156(252):メガシンカ前
181-177-120-x-120-167:メガシンカ後実数値
おんがえし、けたぐり、ふいうち、ねこだまし
ダブルの構築を組むにあたって私が採用したいギミックとして、ねこだまし+ちょうはつで相手の厄介な展開を未然に防ぐ、といったものがありました。
ガルーラはそのねこだましを自然に強い技として採用でき、その上でやはり非常に強力で使いやすいポケモンでした。
189(228)-x-111(204)-176(36)-126(4)-125(36)
シングル脳としてはゴツゴツメットウルガモスの強さに懐疑的だったのですが、いざ使ってみると、ガルーラのねこだましが飛んできそうな方にこのウルガモスを後出しするだけで大きなアドバンテージが得られる非常に強力なポケモンでした。
ちょうのまいからのねっぷうは非常に強力で、まずはこいつを通せるか、何が邪魔か、を考えることが選出の考え方になる、エースを担うポケモンでした。
185(244)-x-91(12)-145-130(248)-145(4)※非理想個体、B29D28
10まんボルト、ちょうはつ、でんじは、まもる
パーティーに1匹は入れたかったちょうはつ持ち。ダブルではシングル以上にでんじはが強力で、場を整える役割をしっかりと果たしてくれました。
あまり「まもる」ことはなかったので、まもるを天候対策にあまごい(雨パは元々有利)でも良かったかもしれません。
165(4)-192(216)-117(52)-x-97-155(236)※非理想個体、D24
じしん、いわなだれ、ばかぢから、はたきおとす
いかく、浮いてる、高種族値、ダブルで強い要素を揃えているポケモン。今後も型は違えどダブルをやるならこいつは確定で採用でしょう。
D個体値が足りないにも関わらずのチョッキでしたが、それでもいろんなとくしゅ全体攻撃(ハイパーボイス、ねっぷうetc.)に行動回数の保証があるというのは頼もしかったです。
スイクン@たべのこし ずぶとい プレッシャー
207(252)-x-174(192)-114(28)-136(4)-109(28)
ねっとう、れいとうビーム、バークアウト、おいかぜ
こちらも役割はボルトロスに似て、場を整える役割を担ってもらいました。
おいかぜを打つのが最も重要な役割ですが、ねっとう、バークアウトでの妨害もでき、何かの仕事は常にできる優秀なサポーターでした。
135-x-170-112(252)-171(4)-112(252):シールドフォルム
135-x-70-222-71-112:ブレードフォルム実数値
シャドーボール、ラスターカノン、キングシールド、ワイドガード
きあいのタスキに関して懐疑的だったのですが、キングシールドの択を避けるためにそれなりに無視されることも多く、適宜キングシールドをはさむことで、タスキを残しながら立ち回ることが出来る場合も、よくありました。ワイドガードの読みが外れた時も1回は安心。
ラスターカノンはほとんど打たなかった(サザンドラくらい)なので、ここをどくどくにして、デスラッキー系統の対策としても良かったかもしれません。
選出パターン
基本選出、初手は相手によって変えますが、ウルガモスの障害を減らしていくことを考えながら立ち回ります。
対雨はこの選出でほぼほぼ勝てました。
ガルーラ+ボルトロス@2
厄介なギミックが入ってそうな構築には、ねこだまし+ちょうはつで止めに行くためにこの選出をします。
苦手なポケモン、並び
このパーティーのギミック対策はボルトロスのちょうはつに一任しているので、ちょうはつの上から悪さをしてくるレパルダスには好き放題やられていた印象です。
・トリックルーム構築
正確にはスイッチトリパと言われる中速が中心のトリックルームパーティー。
あからさまなトリックルームパーティーには初手から妨害しに行ったり、発動されてもまもるや交代を駆使して凌ぐ事を前提に戦略を立てるのですが、思ってもないところから発動されると対応が後手後手になってしまいます。
実績
TN:なみのり
最高&最終ダブルレート1815 最終順位242位
おわりに
ダブルレートはORAS環境では初めてまじめに取り組みましたが、勉強の連続でした。
ファストガードがいたずらごころも防げちゃう。ワイドガードでダークホールが防げないなどなと知らないことで対戦を落としまくっても、見たことのないギミックにハメられても、むしろ感心していました。楽しかったです。
次にポケモンに触れる機会としては、シンオウダービーを予定しています。記事になるかはわかりませんが、ポケモンはまだまだ楽しもうと思います。
シングルの記事もあります。そちらもよろしくおねがいします。
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【ORAS】S16シングル構築:ユキドリマンダ【最高/最終2008】
挨拶
こんにちは、TN:なみのり、と申します。
game-naminorialien.hatenablog.com
のですが、シングルレート2000には到達し、最終500位以内は確保したので、構築記事を作成しました。
最終日深夜に2000に到達した時点で切り上げ、S15の自己最高レート2010の更新はならずでしたが、少しのオリジナリティがある構築でレート2000を達成できたことには満足しています。
コンセプト
広範囲アタッカーのユキノオー、ボーマンダ、ゲンガー、広範囲ながら数値受けに対応しにくい前3匹の穴を埋める耐久潰しのドリュウズを、バシャーモのバトンタッチ、ウォッシュロトムのボルトチェンジで対面操作をして有利を取ることを目指しました。
構築の思考回路の詳細は後述。
個別解説
珍しそう(PGL使用率5%以下)な項目を赤字で記載。
165-144(252)-95-158(252)-94-81(4)
ACに振り切り
広範囲アタッカーその1
タスキを盾に、耐久ポケモン、連続技持ち、じめん等倍以下のはがね以外にはタイマンから1:1以上は稼げます。
性格はダウンロード対策におっとりでもいいかもしれません。こだわりハチマキガブリアスのダブルチョップを、うっかりやだと耐えられるので、一長一短です。
すばやさは、後述のバシャーモのかそくバトンタッチのことは考えませんでした。あれはあくまで対面操作の技と割り切りっています。Aを削って+2加速でガブリアス抜き(S36振り)くらいまではすばやさを上げても良かったかもしれませんが、スカーフ持ちが多い環境なので、今回はこれでいいでしょう。
ドリュウズ@たべのこし ようき かたやぶり
209(188)-156(4)-81(4)-x-93(60)-154(252)
H:16n+1
S:最速
D:余り
じしん、どくどく、つのドリル、みがわり
対耐久どころか、受けループまで見ようとした結果こんなヘンテコな型に。対エアームド、グライオンを無視するなら、つのドリルの枠はまもるとの選択だと思います。
かたやぶりや、つのドリルで、「並びの崩し」ができるポケモン。
ボーマンダ@ボーマンダナイト むじゃき いかく→スカイスキン
171(4)-155-100-162(252)-90-167(252):メガシンカ前
171-165-150-172-99-189:メガシンカ後実数値
CSに振り切り
広範囲アタッカーその2
ユキノオーが苦手なポケモンに対応可能な、とくしゅメインで運用。対ボーマンダも担いたいので最速。手の内がバレる前はナットレイやハッサムをよく焼いていました。
すてみタックルは基本的にはハイパーボイスよりも火力が出るので採用。ヒードランが多ければじしんにしようと考えてました。
ゲンガー@ゲンガナイト ひかえめ ふゆう→かげふみ
167(252)-x-80-165-105(76)-153(180):メガシンカ前
167-x-100-209-125-173:メガシンカ後実数値
H:全振り
D:HSメガゲンガーのシャドボ耐え
S:余り、結果としてメガ進化後最速105属抜き
広範囲アタッカーその3
いわゆる対面構築と言われる並びに強いひかえめメガゲンガー。すばやさを落として困ったのは相手のタスキゲンガーくらいで、バトンタッチでのごまかしも込みで、そこまで気になりませんでした。
メガシンカ候補が4匹いる構築の中で、メガを隠して厄介な相手をキャッチして1:1交換を取ることが最低限の仕事です。ガルーラには無理せずみちづれ連打。
バシャーモ@ラムのみ ようき かそく
155-172(252)-90-x-91(4)-145(252)
とびひざげり、はたきおとす、バトンタッチ、まもる
ASに振り切り
ガルーラとゲンガーに強いポケモン。広範囲が取れるかくとう+あくでそこそこのアタッカー性能があり、かつ不利対面の切り返しのバトンタッチが使えるバシャーモは、すばやさが全体的に遅いこの構築と噛み合いました。
膝はあんまり外さなかった。
ウォッシュロトム@オボンのみ ふゆう
157(252)-x-154(100)-131(44)-130(20)-118(92)
配分の意図は忘れました。なにぶんXY初期に作った個体なので。
おにびは本当にふいうちの回避程度にしか打たなかったので、おにび→どくどくで対耐久をもっと強めればよかったかも、と反省しています。
ハイドロポンプはよく外していた。
選出パターン
・出し負けしにくい相手+ウォッシュロトム+何か、1or3番手にメガ枠を入れる
汎用的にはこの選出であれば、極端に負けはしなかったです。
構築を組む上で考えるべき、ガルガブボルトゲンスイクン+ほのお。には、この選出をすれば勝てました。ほのお枠がバシャーモ、ウルガモスならバシャーモ。ファイアローならば水ロトム。
受け思考のPTに対して出す。その極端な例の受けループは、グライオンが出されなければドリュウズでeasy win。グライオンには交代際につのドリルの試行回数を稼ぎながら崩していく。
苦手なポケモン
・マリルリ
単純に刺さってます。1900代からかなり増えてきてつらかった。
クレセリアを倒しに行けるポケモンがドリュウズしかいません。並びで見るとキツイことが多かったです。最メジャーの相方のヒードランには強いのは良かったです。
ファイアローに後出できるポケモンがロトムしかいません。ボルトチェンジや釣りだし交換を絡めて、ファイアローが後出しにくい対面を何とか作り出します。
S上昇を使われると、止められるポケモンがタスキを盾にしたユキノオーしかいない。タスキを潰されればなす術もなし。
リザードンは前回も苦手と書きましたが、採用率1位のガブリアスで簡単に対策になるのですけどね。今回はボーマンダとの兼ね合いで採用できませんでしたが。
実績
TN:なみのり
最高&最終シングルレート2008 最終順位409位
構築の経緯
対面パ(ガルーラ、ガブリアス、ボルトロス、ゲンガー、ほのお、物理受け)に対するメタとして、ガルーラ以外に対面から勝てそうな両刀きあいのタスキユキノオーから構築をスタート。
このユキノオーが対面で勝てない相手(ガルーラ、ヘラクロス、ウルガモス、ギルガルド、ローブシン、ナットレイ、ハッサムetc.)の多くに通る技は、ひこうとほのお。これらが両立でき、さらに、ユキノオーからの引き先になれるポケモンは、とくしゅメインのメガボーマンダが良いと考えました。
メガボーマンダを採用した以上それを軸に考えたい。対でんき、数値受け耐久ポケモンの対策として、じめんタイプには、ここまでで発生しているフェアリーの一貫性を切るためのドリュウズを採用しました。型は「耐久ポケモンに有利を取る」ことを軸に、後で決めることにしました。
あからさまにガルーラに不利を取ってしまうため、ゲンガーを採用。とりあえずガルーラに後投げして有利が取れるさいみんじゅつ持ちの珠アタッカーで。
ここまでサイクルができるメンバーでは無かったので、残り2枠は
・対面操作ができること。
・メガ枠両方が苦手なゲッコウガ、ボルトロスに、極端に不利を取らないこと。
を満たすメンバーを探しました。ニンフィア、ヒートロトム、ボルトロス、等色々試しましたが、最終的にバトンタッチ持ちのバシャーモと、ボルトチェンジ持ちのウォッシュロトムに落ち着きました。ここまででドリュウズの型はつのドリル持ちのスカーフ型で。
ところが、耐久ポケモン相手にスカーフドリュウズを出すしかなく、つのドリルを外しつつ交代を決められることがきつかったので、ドリュウズを耐久ポケモン相手に後投げして有利を取りやすい、かつ対受けループを担えるどくどく+みがわり型に変更。
ガルーラに後投げ、以外の使い方がわからなかったゲンガーを、対面構築対策&汎用性の高いメガゲンガーに変更しました。ボーマンダと同時選出が出来なくなった点は不便でしたが、メガが読まれてなさそう、と感じた相手の行動も多かったです。
結果として、対応範囲がそれぞれ微妙に異なる4匹を、対面操作から相手に押し付けるコンセプトを実行しやすいメンバーになったと思います。
並びとして、バンドリマンダという有名な並びをもじった、何のシナジーがあるか一見わかりにくい、ユキドリマンダという、少しのネタを含んだ自分らしい構築になって満足しています。
参考BV
WF9G-WWWW-WW4G-2XFB
VS対面構築にて、想定通りの動き&ユキノオーの強さが発揮できたバトル。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
昨シーズン初めて2000に乗り、今シーズンも乗って、ようやく、ある程度戦えるパーティの組み方がわかってきたような気がします。
実は昨シーズンとは使用ポケモンが一体も被ってなく、もしS17のシングルを遊ぶなら、そういう縛りでやってみようかな、とも考えています。まだガブリアス、ボルトロス、クレセリアなどなど、使えるポケモンが多いですね。メガ枠を何にするか。
しばらくはカルドセプトリボルトと、世界樹5で遊んでいると思います。
16/07/22追記:PT画像に誤りがあったので差し替え、珍しそうな項目を赤字へ、その他細々な修正。
連絡先(Twitter)
→@naminorialien
【ORAS】ダブルバトルPT遷移(未完)【S16】
挨拶
なみのり星人です。
レーティングバトルシーズン16では、いつものシングルバトルではなく、ダブルバトルで遊んでいます。
目標は1800に設定し、達成するために試行錯誤しています。
私の第6世代のダブルバトルへの知識は、初心者に毛が生えた程度で、知識の少なさや、択にすら気付けていない、経験の浅さを実感しますが、逆に、どんどん知識や経験値が増えていく成長の過程も楽しいです。
せっかくなので、初心者なりのPT遷移と考え方を簡潔に、メモとして残しておきます。使用中のPTについてはシーズン終了後に公開します。
あくまで簡潔メモのため、並びと持ち物、簡易解説のみの記載です。
PT遷移
・15戦ほど使用
ガルーラ@ガルーラナイト
ゲンガー@くろいヘドロ
ヒードラン@たべのこし
サーナイト@こだわりスカーフ(とくせい:テレパシー)
元ネタは初心者用の構築を調べた時に参考にさせていただいたこちら↓
この構築を、持っている伝説のポケモンを含めて使いやすいと思うようにアレンジ。
ORASダブル初心者である私が初めて作ったPT。
サーナイトのマジカルシャイン、霊獣ランドロスのじしん&いわなだれ、ヒードランのねっぷうと、全体技で押し切ることがコンセプト。
ガルーラは強いので、ゲンガーは対ガルーラへの駒、ギャラドスはちょうはつをガルーラのねこだましと合わせて、厄介なギミックへの対処として採用。
1600台まではそこそこの勝率でしたが、耐久みずタイプ、特にいかく2枚に対してのかちきミロカロスが重すぎて解散。
・40戦ほど使用
ガルーラ@ガルーラナイト
サーナイト@こだわりスカーフ(とくせい:テレパシー)
ボルトロス@オボンのみ
ヒードラン@たべのこし
ボルトロスは以前記事にしたあいつです。
game-naminorialien.hatenablog.com
対ガルーラ枠のゲンガーを、ガルーラ性能を少し落とした代わりに、対雨への駒と、おいかぜで素早さ操作ができるスイクンに変更。
使用ポケモンの種族値が高くなったので、ずいぶんと使いやすくなりました。どちらかといえば、1つめよりも、この構築がPT遷移の基礎となります。
1700には何とか到達したものの、ボルトロスの挑発だけではトリックルームへの対策としては不十分で、中速トリパによくマッチングし、勝てなかったので解散。
・20戦ほど使用
ガルーラ@ガルーラナイト
ニンフィア@こだわりメガネ
ボルトロス@オボンのみ
ヒードラン@たべのこし
スイクンのおいかぜの恩恵を強く受けるアタッカーであり、中速トリックルーム使いには、低速から眼鏡ハイパーボイスを連打をするだけでも、中々に厄介だったでしょう。
ただし、ニンフィアは「まもる」こともできず、サーナイトと比較すると、霊獣ランドロスの地震がかなり打ちにくくなったことはマイナスポイントでした。
デスラッキー系統、ねこのて系統に手も足も出なかったため解散。ひたすら1700代前半をうろつく。
現在
今使用しているPTは、3つ目の構築をもとにはしているものの、かなりの変更を加えているパーティーです。
1800に乗ったら別記事にするので、使用中のPTは改めて記事を書くか、目標が達成できず、追記としてここに記載するかはまだわかりません。
記事作成時点(16/07/03、15:30更新)のレートは1741
今は試行錯誤の過程はもちろん、私が知らなかった戦術にかかったとしても、「ダブルはそんなこともできるんだ!」ということも楽しく、初心者の楽しみ方ができています。
ダブルバトルは楽しいです。
※追記
残念ながら、上記執筆中に使っていたPTではレートを上げられなかったので、4つめのPTとして公開します。
・30戦ほど使用
ガルーラ@ガルーラナイト
スイクン@オボンのみ
ギルガルド@たべのこし
厄介な積み系統にどくどくで対抗するため、ヒードランに替えて、残飯どくまもみがギルガルドをシングル用の個体のまま採用。フェアリー耐性、モロバレル対策に、ほのおタイプのポケモンは切れないと考え、ウルガモスを採用。持ち物はダブルではメジャーらしいゴツゴツメットをとりあえず持たせる。
ゴツゴツメットをスイクンから取り上げた都合上、各ポケモンの持ち物を調整。
しかし、構築を組み直した理由である積み系統のPTには全くマッチングせず、その場合、私はこのギルガルドを出せる相手を理解していなく、実質5匹構築に。持ち物による単体性能が落ちている(特にボルトロス)ことも感じながら、大体1630~1680と、レートを下げる結果になりました。使っているポケモンが強くとも、全体のバランスが噛みあわなければ勝てないことに、ダブルの難しさを感じます。
いなくなって改めてダブルのヒードランの便利さがわかったり、強いかどうか半信半疑で採用したゴツゴツメットウルガモスが、低火力接触技のねこだましが飛び交うダブルでは、非常に強力なポケモンだった等、新しい発見は新しいポケモンを使うごとに出ます。まだまだ未熟者、精進します。
またPTを組みかえ、執筆時点(16/07/04 3:30更新)では1747で、前回よりはレートは上がっています。今度こそ1800到達記事が書きたいです。
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@naminorialien
【ORAS】ボルトロス厳選2日目
挨拶
昨日に引き続き、ボルトロスの厳選をやっていきます。
目標
HP、すばやさが個体値最大、こうげきは不問、その他実数値で計-3まで、めざめるパワーこおりでなくてもいい。
※目標の設定理由等、雑記は以下の記事へ
↓
game-naminorialien.hatenablog.com
データ
154-121-90-145-100-144
(HP-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう-すばやさ)
ボルトロス10連ガチャ結果
154-119-83-145-95-144
154-112-88-130-100-144
154-110-87-145-97-144
154-117-75-133-100-144
154-108-87-133-100-144
154-135-79-145-89-144(せっかち)
154-113-77-145-94-144
154-119-83-141-100-144
154-114-89-145-99-144
・・・ん?
理想値-2、採用ラインに達しています。
めざめるパワーは・・・?
さすがに世の中そんなに甘くない。
結果
その後細かい個体値調査をしました。
・実際の個体値→31-14-29-31-28-31
設定した採用ラインに達したため、この個体でレポートを書きました。
たった19匹目で採用ラインの個体が出るとは思いませんでした。
ボルトロス厳選10~15日目、くらいは覚悟していたんですがね。
感想
ボルトロスの厳選は、めざめるパワーこおりを狙わずとも
・特性いたずらごころにより、すばやさの判定が難しい。
・一回一回、むげんのふえを吹く手間がかかる。
・地上に降りないとステータスの確認ができない。
と、面倒な要素が詰まっています。
めざめるパワーこおりの良個体のボルトロスを持っている方々の努力は凄まじいと思いますし、それに見合った強さを持つポケモンであるとも思います。
結び
以上で、ボルトロス厳選毎日更新は2日でおしまいです。なんてこった。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
結局、「TNなみのりのボルトロスは、めざめるパワーこおりが無い」という情報を載せただけでは?
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